ウォーターサーバーが欲しい!デザインがお洒落でキャッシュバックもあるしここにしよっかな。
ちょっと待ってください。ウォーターサーバーを見た目や特典で決めるのはオススメできません。なぜなら基本的に解約金が存在し、気軽に解約ができずウォーターサーバーを変更できないからです。
どんなウォーターサーバーを使っても気になる部分が絶対にありますが、事前に分かっていれば納得できますが知らない状態で気になったのは納得できない事が多いです。
ここではウォーターサーバーを選ぶ上で押さえておいた方が良いポイントを紹介します。
ウォーターサーバーの本体スペックで超重要なポイント
ウォーターサーバー本体を選ぶ時に押さえておきたいポイントは4つ!どうしても外観、温度や殺菌機能などに注目しがちですが、使い勝手を求めるのであれば下記4項目は、必ずチェックするべきです。
①ウォーターサーバー内のタンク容量[冷水や温水]
タンクが小さいとすぐにぬるくなる問題
他サイトを見る限り全く重要視されていない項目ですが、ウォーターサーバーを乗り換える人であれば必ず確認するポイントです。タンク容量が少ないと乗り換えを検討する可能性が高いです。
例えば、真夏に冷水タンクが1.5Lのウォーターサーバーを使用しているとします。 500mlのタンブラーに冷水を注いで飲みました。 ボコッボコッと常温のお水がウォーターサーバーに補充されます。 次の人が、500mlのタンブラーに冷水を注いで飲みました。 少しぬるいような気がする・・・ ボコッボコッと常温のお水がウォーターサーバーに補充されます。 さらに、別の人が500mlのタンブラーに冷水を注いで飲みました。
もうお分かりですね。最後に飲む人は冷水を出したのですが出てくるのは、ほぼ常温の水になります。
この時点で連続で冷水を1L使用しているので、タンク内の冷水は500mlとなります。
ウォーターサーバーなのでタンク内は常に補充されますが常温が補充されてタンク内で冷却されますので補充される直後は常温になるのがウォーターサーバーです。
俗に言う、連続で出すとぬるくなる問題です。
冷水では勿論、温水でも同じ事です。
このような事にならない為に、利用する人数を踏まえてタンク容量を選ぶと良いでしょう。
②チャイルドロック
過剰すぎるロックがうざい
ウォーターサーバーのチャイルドロックは小さなお子様がいるご家庭では大事な機能ではありますが、ウォーターサーバー業界ではこのポイントに力を入れすぎている面があります。
温水のロックは勿論、最近では冷水を出すにも一手間あることが多く、さらに解除スイッチがあったりと二重、三重のチャイルドロックは当たり前になっている状況です。
温水にロックがあるのはポットの時代から存在していますので理解はできるかと思いますが、冷水ロックに関しては必要ないと思う方が一定数います。
ウォーターサーバーの種類によってロックの有無や解除ができたりできなかったりするのでロック機構を十分に確認しましょう。
③ウォーターサーバー本体からの取水方法
片手で冷水、注げない問題
ウォーターサーバーを契約しようとしている方の中にはドリンクバーのような感覚で気軽にお水が注ぎたいと思っている方がいるかと思いますが、全てのウォーターサーバーでできるとは限りません。
上記のチャイルドロック問題にも関係していますが、冷水にも常時ロックが付いている機種があり、ロック機能自体を無効にできたりできなかったりも機種によって様々ですので要確認。
片手で注げるタイプ
・物理レバーの押し込み式
・電子ボタンの押し込み式
・
両手を使う必要がある
・物理コック式(最安値モデルに多く採用)
・押し下げ式のレバータイプ
・電子ボタンタイプ
・手をかざすセンサータイプ
④取水速度があまりにも遅いとイライラの原因
コップ1杯注ぐのにどれだけ時間かかるんだ!
取水速度とはコップにお水が溜まる速度で、あまりにも遅いとイライラの原因になります。
お湯であれば遅くても良いですが、ガブガブ飲みたい冷水でチョロチョロしか出ないなどの使い勝手が悪いウォーターサーバーは本当に即解約レベルです。
口コミ等に書いていない限り大丈夫だとは思いますが、見かけた場合はチェックするようにしましょう。
当サイト調べでは、取水速度を記載しているウォーターサーバーサービスはありませんでした。
ではどうやって確認するのが良いのか?
・紹介動画等で公開されている映像をチェック。
・契約時に電話やメールで確認する。
・試飲会などのキャンペーンを行なっている場所に行って確認。
・無料体験サービスを利用する。
・既に契約している知人などに確認してもらう
各社、販売前に十分確認して展開されていますのでチョロチョロしか出ない機種はないと思いますが、聞いた事がないマイナーな会社と契約する時は注意したほうが良いでしょう。
ボトル交換型は、お水の値段について納得してから契約しよう。
まず、ボトル交換型ウォーターサーバーで使うお水の値段はスーパーのボトルウォーターより割高!当たり前ですがこの事をしっかりと認識する事が大切です。
高い事を分かった上で、ボトル交換型のお水を購入することで得られる付加価値を考えたら後々になって「お水が高いから解約しよう」という事にはならないですので改めて確認する事をお勧めします。
ボトル交換型ウォーターサーバーで使うお水の付加価値
- 重たいお水が玄関先まで届く
- 備蓄水としてのストックに向いている
- 大量にペットボトルのゴミが出ない
- お湯を沸かす手間、飲料水を冷やす手間からの解放
- カップラーメンを瞬時に作成できる
- ピッチャー等の容器が必要なくなり冷蔵庫のスペースが広がる
ウォーターサーバーの機能ではなく一般的なウォーターサーバー専用のお水としての付加価値は上記の項目です。
思ったより「お水」自体に付加価値は無いような気がします。逆に考えるとこれ以外のメリットがある「お水」であれば良いでしょう。
リターナブルボトルを選ぶなら、空ボトル置き場を用意する
ボトル交換型ウォーターサーバーはリターナブルボトルを採用している場合が多く、必ず空ボトルが発生します。空ボトルは次回の配送まで保管しておく必要があり、捨ててしまうと追加料金が発生します。
その為、利用場所付近に空ボトルを保管する場所を確保する必要があります。1本なら邪魔にもなりませんが、消費する本数が多いのであれば邪魔になります。
ウォーターサーバー専用ボトルは、形状的に積み重ねる事ができません。空ボトル、交換ボトルを置くラックのようなものを準備すると空間を上手に使えますね。
各社、積み重ねラックを販売していますが大抵はレンタルではなく購入なので注意しましょう。
普通のアルミラックを利用する方が解約しても他の用途に利用できるのでお勧めです。
解約違約金のお話
ウォーターサーバー各社、一部を除いて解約違約金を設定しています。無駄な解約違約金を払うことになりかねませんので契約する際は慎重に!
一般的なウォーターサーバーであれば「○年未満の解約」で解約違約金が発生する仕組みで短期間の解約を防止する為に設けられています。
この場合は、非常に分かりやすくて良いでしょう。
しかし、「自動更新型」のプランを展開している業者が一部存在していますので注意が必要です。
更新月以外の解約で解約違約金が発生するタイプになっており、更新月を覚えていないと解約タイミングを逃してしまいどうしても解約するには解約違約金を支払うしかない状態になっています。
モバイル業界では「自動更新型」が禁止されましたが、あくまでモバイル業界のお話。ウォーターサーバー業界はこの料金システムでも問題ないのでしょう。
消費者としては、契約時に確認してなるべく自動更新型を避けるくらいしか方法がありません。どうしても契約したいウォーターサーバーが自動更新型であれば解約月など確認し解約するのであれば計画を立てて解約するなどの対策の必要がありそうです。
自動更新型にする事でお水の値引きを受けられるサービスもありますので上手に使えば安くなりますが、解約の事も頭に入れ契約時の書類等をいつでも見られる状態にしておくのがいいでしょう。
「管理がズボラで更新月の把握なんてできない」という方は、解約違約金のないウォーターサーバーを契約をお勧めします。当サイト調べでは1社だけ解約違約金が無いウォーターサーバーがありました。