考察

「みずらぼ」がコレだけは伝えたい!水道直結型にして良かった事とデメリット

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メリット注意事項デメリット
当サイトでは上記の様な表現を使っています。
編集者

当サイトは、「最初は簡潔に〜徐々に詳しく」と言った流れで記事を構成していますので手早く知りたい方は冒頭だけでも大体わかります。

最初に言いますが
ウォーターサーバーは
水道直結型以外はクソです!

ボトル交換型サーバーは既に時代遅れで水代が別途必要でコスパが悪すぎるので論外です。

そして水道水を補充して使う水道給水型のウォーターサーバーは手軽に使う事ができたり水源から離れた場所に設置できるメリットはありますが、いずれは水道水を補充する作業が負担に感じます。

このページでは見て分かる通り、水道直結型(RO)以外のサーバーを徹底的にディスります。対象のサーバーを利用している場合は気分が悪くなる可能性がありますのでご注意ください。

この記事で分かること

このページでは水道直結型ウォーターサーバーを導入した時に得られるメリットや水道直結型サーバーを使ってみて不便に感じた事などを書き留めています。契約したいけど迷っている方の懸念は「取り付け工事が必要」と言う点だと思います。

事前にメリットやデメリットを知る事で契約した際に「思っていたのと違う!」と後悔する可能性を少しでも減らせるように編集していますので参考にしてください。

  • 水道直結型の良さが分かる
  • ボトル交換型や給水型に無いメリットが沢山
  • ボトル交換型サーバーがクソなのかが分かる
  • 給水型サーバーの負担が分かる
  • もう飲料水で悩まない

コスパが良い飲料水が良い

水道直結型は何が良いの?

水道直結型のウォーターサーバーと聞くと、「浄水器で良くない?」と言う人が一定数いますがこう言ってやりましょう。

浄水器は、「温水冷水が出るんか?」

夏に冷たい水が飲みたい時はどうする?

一刻も早くカップラーメンが食べたい時はどうする?

水道直結型であれば全て叶います。

ちなみに、浄水器の水をピッチャー等で冷やして運用する場合は一日で入れ替えする必要があります。高性能な浄水器であればあるほど不純物が含まれていないのでお水の劣化が早くすぐに腐ります。

工事不要の給水型サーバーが良いと思うけど?

水道直結型ウォーターサーバーは設置工事が必要なので契約を躊躇している方や諦めて給水型ウォーターサーバーを契約してしまって後悔している方は多いでしょう。既に給水型ウォーターサーバーを導入している方はお気付きでしょう。

補充がめんどくさい!

この一言に尽きます。給水型は使いたい時に水がない事が多く、手間が増えます。特に朝の忙しい時間帯に水切れを起こしていると本当に嫌になってきます。

私も経験して、給水型ウォーターサーバーの上まで水道を延長してやろうと思っていたくらい本当に嫌になってきます。

実はそれほど変わらない料金

給水型のウォーターサーバーは確かに月額費用が安く、導入コストも低いので魅力的ですが水道直結型ウォーターサーバーも最安値が3,630円(税込)で契約できるサービスもあるので給水型の料金とそこまで変わらないのが現状です。

水道直結型の料金に関するデメリット

100%初期費用が発生する

その名の通り水道と直結する訳ですから、必ず分岐水栓や専用水栓を取り付ける作業が発生します。一部を除く全てのサービスで取り付けを業者もしくは自社スタッフが行う都合上、人件費が発生します。

その為、初期費用という名目で工事代金を請求しているサービスが多いです。初期費用ではなく毎月の料金に含まれているサービスや、契約期間を長く設定して解約違約金を高額にしているサービスもあります。

要するに「取り付け代金」が余分に発生するという事です。

ちなみに水道直結型で唯一、自分で作業する代わりに初期費用の割引が受けられるのは「楽水(らくみず)」です。

賃貸でも契約できる?

できます。原状回復が可能であれば問題ありません。しかし、シンク下から専用水栓で接続する場合に穴を開けたりするのは辞めましょう。

引越しする時はどうなる?

自分で外して付ける事ができる場合は、契約しているサービスに住所変更を届け出るだけです。

作業ができない場合は、契約しているサービスに相談するのがベストでしょう。プランやサービスによって無料できる場合と有料での対応になる可能性もありますので引越し予定があるなら事前にチェックするのが良いでしょう。

ちなみに、引越し業者でも食洗機や洗濯機と同じ仕組みですので引き受けてくれる可能性もあります。

ボトル交換型や給水型とガチで比較してみた

それでは、既に時代遅れとなっているボトル交換型ウォーターサーバーと比較してみましょう。

下記に比較項目を並べてみました。この表は「みずらぼ」独自の見解ですのであくまで参考程度にお考えください。

水道直結型VSボトル交換型

比較項目水道直結型給水型ボトル交換型
月額料金
完全定額

完全定額

飲んだ分だけ
レンタル料金
必ず必要

必ず必要

基本無料
初期費用
必ず必要

基本無料

ほぼ発生
水代
完全無料

完全無料

必ず必要
解約違約金
必ず必要

必ず必要

ほぼ発生
水の品質
フィルターによる

フィルターによる

天然水/RO水
給水または
交換作業

不要

給水

必ず必要
必要スペース
本体のみ

本体のみ

水の置き場
対応エリア
全国

全国

ほぼ全国
災害時の断水
タンク内のみ

原水タンク

ボトル
衛生面
密閉

空気に触れる

空気に触れる

月額料金

水道直結型の完全優勢です。定額制なのでレンタル料金のみで水を飲み放題な水道直結型に比べて、ボトル交換型ウォーターサーバーでは飲んだら飲んだ分だけ料金が発生するので1万円を超える可能性もある。

レンタル料金

水道直結型はレンタル料金が必ず発生します。水代は不要なのでレンタル料金がそのまま月額費用です。

一方、ボトル交換型のウォーターサーバーでは基本的に無料のサーバーがありますがデザインや機能などが微妙なウォーターサーバーが無料レンタルで魅力的な機種ほど最大で2,000円ほどレンタル費用が発生する機種やサービスもあります。

初期費用

水道直結型ウォーターサーバーでは設置工事が必要なので基本的には初期費用は発生します。相場としては1万円程度です。

ボトル交換型のウォーターサーバーでは初期費用が無料な場合が多く導入コストは水道直結型に比べて低いでしょう。

水代

水道直結型はその名の通り水道水を濾過して使用しますので水道代以外の水代は不要です。

ボトル交換型のウォーターサーバーでは、水代は必ず発生します。天然水の場合は500mlあたり70円程度が相場でRO水の場合は500mlあたり50円程度でしょう。

ボトル交換型のデメリットですが、水を購入しなければ使えないので水を節約する傾向にありせっかくのウォーターサーバーが勿体無い。一方で水道直結型では無制限に水が使えるので飲料水だけでは無く、米を炊く時に使ったり、料理にも使えるので重宝する。

解約違約金

ウォーターサーバーは基本的に契約年数が決まっており、契約期間未満で解約を指定しまうと違約金が発生するシステムになっているサービスが多い。

水道直結型では全てのサービスで契約年数未満での解約で違約金が発生する。

一方、ボトル交換型では唯一「クリクラウォーター」の一部機種で契約期間が無く、いつでも解約できて違約金も一切ない。

完全無料のお試しもあって水だけ飲んで返すのもOKだったりする。

水の品質

ボトル交換型のウォーターサーバーは、厳重な衛生管理している工場で天然水やRO水を補充して出荷しています。ボトル交換型でもRO水を取り扱っているサービスがありますが天然水より安くお値打ちですが、水道水を濾過したRO水なのでわざわざ注文するのであれば水道直結型で良いのではないでしょうか?

(ちなみに、ボトル交換型のRO水で天然水を濾過して作るRO水を販売しているサービスがあります。RO(逆浸透膜)を掛けた時点で天然水のメリットが99.9%無くなりますので全然意味ないです。)

衛生管理が行き届いている工場であれば、未開封ボトルの品質は言うまでも無く安全性は高いでしょう。しかし、ペットボトル飲料水と同じで開封した時点で酸素に触れますので酸化が始まるので、早めに消費する必要があります。

一方で、水道直結型や給水型などの浄水型のウォーターサーバーでは搭載されている「フィルター」によって水の品質が変わります。特に、RO(逆浸透膜)を使用しているウォーターサーバーでは工場レベルの品質で純水に近い水を生成できるので、浄水ではなく純水生成機と言っても何らおかしくありません。

逆に言ってしまうとRO以外のフィルターを搭載しているウォーターサーバーは浄水器の域に留まっている事が分かります。

[簡易版]ろ材の解説

濾過に使われる一般的なフィルターをできるだけ分かりやすく解説しています。下記に記載してあるフィルターは単一では使用せず、複数のろ材を組み合わせて使用されています。不織布や活性炭などを基本として「★」が付いた ろ材 は高品質で高性能なフォルターに使われます。

★RO(逆浸透膜)フィルター

RO(逆浸透膜)フィルター

基本的に最強の濾過方法と言う認識で大丈夫です。塩素などの水に溶け込んだ不純物、ミネラル等の無害な成分まで基本的に全ての不純物を99.9%阻止できるので純水として利用できる。

通常の濾過方法では不純物を濾材に吸着させる方法ですが、浸透圧を利用した方法で濾過する場合は吸着する訳ではなく「分離」させる濾過方法です。

水の分子に結合した不純物はRO膜を通過できないので、破棄水と呼ばれる濃縮水が分離する。その為、排水が必要ですのでROフィルター搭載機は排水用の接続口があります。

★ナノ(NF膜)フィルター

ナノ(NF膜)フィルター

RO(逆浸透膜)に及ばないが同じ原理を利用して濾過する。孔の大きさを考えるとウイルスや菌類は物理的に通過することができない。99.9%阻止できるがウイルス限定で残留塩素やイオン分子などは通過できる。

ROフィルターに比べて阻止率は全ての不純物に対して70%ほどの性能。

★イオン交換樹脂

イオン交換樹脂

厳密に言うとフィルターではない。
水に含まれる不純物の陽イオンを「水素イオン(H+)」と陰イオンを「水酸化物イオン(0H-)」交換する。

その後、交換されてイオンが結合して水(H2O)になる。化学反応を利用した濾過方法で純水製造などに利用される。

尚、単一での使用は効率が悪いので他の濾過方法と組み合わせるのが一般的。

★静電吸着方式

静電吸着方式

COWAY社のウォーターサーバーに利用される「ナノトラップフィルター」の濾過原理。その名の通り電気で不純物をナノ繊維に吸着させ濾過する事ができる。

ナノフィルター(NF膜)とは原理が異なる為、全くの別物ですので注意してください。

活性炭

活性炭

活性炭は良く耳にする事が多いので改めて説明する必要はないかも知れません。

活性炭自体に無数の穴があり、ある程度の不純物を吸着させます。さらに残留塩素と化学反応を起こすことにより塩素を取り除くことができます。

ゼオライト鉱石

ゼオライト鉱石

主にアンモニアに対してイオン交換ができる鉱石です。イオン交換樹脂のように人工的に作られたものではないので効果は劣ります。ゼオライト鉱石は交換能力が落ちると崩れてしまい、濁りの原因になるので基本的には飲料水用で無くアクアリウム用に多く使われています。比較的、早いサイクルで交換する事で飲料用途にも使えます。

100均の簡易浄水器に入っている事が多いです。

しかし、ゼオライト鉱石が入っているフィルターをあまり見ないと言うことは...

不織布

不織布

不織布は、良く耳にする事が多いので改めて説明する必要はないかも知れません。

要するにマスクです。水中のゴミや浮遊物などを阻止する役割で濾過に使われています。不織布は基本的に濾過工程の一番最初に配置されます。濾過対象の水中のゴミや大きめな不純物、浮遊物などを阻止する役割があり濾過能力は低いですが濾過する上で必ず必要です。

給水または交換作業

ボトル交換型サーバーは当然ながらボトル自体の交換が必要で、重たいボトルを持ち上げて交換するタイプ、足元で交換できるタイプ。ボトルではなくパックタイプもあったりしますが、基本的に12リットル飲む毎に「ボトル交換」と言う無駄な作業に囚われます。

給水型のウォーターサーバーは特徴でもあるが最大のデメリットである「給水」が発生します。原水タンクが大体4L程度なので、4リットル飲んだら給水する無駄な作業が発生します。

最初は誰しも思います。

「給水するだけなら簡単、工事もないし」

ええ、簡単ですよ。注ぐだけですからね。1日2回、3回と忙しい時間帯に限って無くなるんです。

家族で使う場合、「給水する人」について大概、揉めます。

「私はこの前、補充した」

「俺も前、補充したし」

「また水ないよ、補充してよ」

的な流れで数ヶ月毎に揉める事が予想されます。ボトル交換型でも同じことが言えますが、補充頻度が2倍以上違いますので給水型あるあるでしょう。

水道直結型ではそのような交換に関するデメリットもなく、水道代を払っている限り永久に給水されますので快適です。

ちなみに貯水タンクなどの清掃時など、水道水の品質が悪化する場面では注意が必要な場合があります。

ROフィルターであれば汚れや赤錆などがウォーターサーバーに給水されてしまっても、逆浸透膜で分離され排水されますので全く問題ないです。しかし、排水能力のないフィルターの場合、濾過されないので困ります。

対策として、水道関係の清掃やメンテナンス時は事前に分かるはずですので「分岐水栓で止水する」事が終われば水道水を流して水質が安定してから水栓を開ける事が必要です。

必要スペース

水道直結型や給水型などは、ウォーターサーバー本体の設置スペース以外は特に必要なスペースは無い。

給水型の場合「水の補充に使う大きいピッチャー」をいずれ購入する事になるが、このピッチャーが邪魔で置き場所がない。

一方で、ボトル交換型のウォーターサーバーでは交換用のボトル、リターナブルボトル採用のサービスであれば空ボトルの置き場所が必要になる。

ボトル自体の占有スペースが大きくウォーターサーバーの同じ面積を使う事になる。

ボトル交換型を契約する場合は、占有されるスペースはウォーターサーバー2台分を!

ボトルの専用ラック等を購入すれば同じ面積でボトルを重ねる事ができるので狭いスペースであれば必須アイテムなのかもしれない。

対応エリア

水道直結型や給水型のウォーターサーバーでは基本的に全国対応です。交換用のフィルターは配送業者によって宅配されます。

ボトル交換型ウォーターサーバーの場合では、ワンウェイボトルやワンウェイパックなどの使い捨て容器に入れて提供されるサービスであれば全国対応が一般的です。

リターナブルボトルを採用しているサービスでは、空ボトルの回収がありますので自社スタッフによる宅配&回収を行っています。その場合は、対応エリアが限られるでしょう。

災害時の断水

この表で気付いたのですが、ボトル交換型の優れているポイントが1つありましたね。

災害等の断水時に水が飲めると言うのは安心できます。一方で水道直結型だと断水時はタンク内のお水だけなので不安といえば不安かもしれません。

この点に関して、水道直結型は負けていますので別途、災害に備えて備蓄水などを準備しておく必要がありそうです。

衛生面

水道直結型のウォーターサーバーでは水道と繋げる訳ですから、配管からウォーターサーバーの内部タンクまで全て水が満たされています。その為、空気触れないので安全性は高いです。

給水型の場合は、原水タンクに補充の際に必ず空気に触れます。しかし、この時点では水道水なので塩素などの殺菌成分で雑菌の繁殖は抑えられます。
定期的な原水タンクの洗浄が効果的ですが、やや面倒な印象です。

ボトル交換型のウォーターサーバーでは、ボトル交換時に空気に触れます。さらにボトルから本体タンク内に補充される際もボトルに空気が入ります。

この時点でボトル内は、開封済みのペットボトルと同じ環境になる事が容易に分かります。

ボトル交換型ウォーターサーバーでは、空気が入りやすのでサービスによっては空気が入りにくい軟質プラスチックを使ったボトルやパックタイプのお水を取り扱っています。
この場合は、補充と同時にボトルやパックが縮み余分な空気は入らないようになっています。

カードリッジ交換は手間になるのか?

道直結型、給水型ともに水道水を濾過して使用する為、浄水カードリッジの定期交換が必要です。最低でも6ヶ月間隔、ROタイプの場合は18ヶ月間隔などフィルターのろ材によって交換頻度が異なりますので複数カードリッジ搭載機種では1本単位での交換になります。

カードリッジタイプであれば交換作業はひねって付けるだけのワンタッチで終了するので実質的な負担などは無いですが、給水型の一部機種ではカードリッジタイプでは無くフィルター交換タイプの機種があります。

このフィルター交換タイプは交換作業が手間に感じます。

水道直結型のまとめ

水道直結型ウォーターサーバーのメリットやデメリット、実際に使ってみて良い所や気になる点を紹介してきましたので如何に水道直結型サーバーが優れているかお分かり頂けたかと思います。

また、給水型やボトル交換型の良い面も改めて知ることができましたね。ウォーターサーバーや浄水器を検討中の方へ参考になれば嬉しいです。

こんな人なら水道直結型

  • 料金は完全定額制
  • なるべく安い
  • ボトル交換や給水作業はやりたくない
  • 美味しい水も無制限に飲みたい
  • コスパの良い飲料水を探している
  • めんどくさがり屋さん

上記の項目に当てはまるのであれば、間違いなく水道直結型にしておくべきです。


「みずらぼ」イチオシの最強

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  • この記事を書いた人

kaz

愛用機種「ハミングウォーターの給水型」水入れるの面倒です。 人によってライフスタイルが違う為、1番都合が良い飲料水を見つけて欲しい! そんな気持ちからこのサイトを立ち上げました。 このサイトを作る過程で他のウォーターサーバーに乗り換えようか検討中。

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