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メリット | 注意事項 | デメリット |
当サイトは、「最初は簡潔に〜徐々に詳しく」と言った流れで記事を構成していますので手早く知りたい方は冒頭だけでも大体わかります。
ダイオーズ「Purest」のスペック
レンタル料 | ナノ:3,630円(税込) RO:4,730円(税込) |
タンク容量 | 冷水タンク:3.0L 温水タンク:1.6L |
水温 | 冷水:5℃/8℃/12℃ 温水:90/95℃ |
水の種類 | 水道水 |
殺菌性能 | 冷水タンク内加熱殺菌 |
フィルター | 活性炭、中空糸膜 別料金でROカートリッジ |
消費電力 | 冷水:85W 温水:350W |
ファミリーでガンガン使える冷水タンク容量やタンク内加熱殺菌機能などの衛生面もバッチリでROフィルタを選択しても5,000円以下の料金でレンタルできるコスパ最強、品質最強の水道直結型ウォーターサーバーです。
LED照明が消せない問題
部屋が暗い時に便利な取水口のLED照明ですが、「Purest」では常時点灯なんです。
オンオフの設定自体できません。常に点灯しています。おまけに操作パネルのバックライトも常時点灯です。
正規販売代理店の楽水(らくみず)に問い合わせると、同じように消せない事に対して不満を思っているユーザーは多いとのことで対策は無いのかと尋ねた所、「テープで塞いだりしてください」と返答が返ってきた。
対策方法がテープで塞ぐのはちょっとどうかしてると思いますが、そもそも楽水(らくみず)が作ったウォーターサーバーではないので製造元のダイオーズに文句を言う方が良いと思います。
こればかりは塞いで完全に消すか、そのまま使うかの二択になりそうです。
タンク内の温度表示
温水、冷水共にタンク内の温度がメインパネルに表示されていますので今の温度がリアルタイムで分かります。役立つシーンとしては、「赤ちゃんのミルク作成時に90度あるかどうかを確認する時」や「喉が渇いた時に絶対に冷たい水が飲みたい時」などに温度が分かっていると安心できます。
床置きタイプと卓上タイプの違いはあるのか?
契約する上で気になる本体をどのタイプにするのか…悩みどころだと思います。一般的なウォーターサーバーの場合、卓上タイプは床置きタイプに比べてタンク容量が少なく消費電力が低いと言うのが業界の常識です。
公開されているスペックを見るに全く同じだったので、実際に問い合わせしました。
楽水(らくみず)のウォーターサーバーは床置きタイプ、卓上タイプのどちらもスペックは同じです。タンク容量も同じで冷水タンク3.0L温水タンク1.6Lであり消費電力も同じです。
本体サイズが小さくタンクも同じなら「カートリッジサイズが小さいのでは?」と思いますよね。実は、卓上タイプは床置きタイプに比べて奥行きが少しだけ長くなっています。
なのでカートリッジサイズも同じです。
と言うことは、小型化している卓上タイプにメリットがあるような気がします。勿論、丁度いい高さの台が無くキッチンボード等の設置できそうな場所が無いのであれば床置きタイプが良いでしょう。
温水循環では無く、タンク内の加熱殺菌
殺菌性能についてですが、楽水(らくみず)のピュレストは冷水タンク内の加熱殺菌に対応しています。温水タンクの加熱ヒーターが冷水タンクにも取り付けられていると考えれば分かりやすいです。
冷水タンク内を加熱して熱による殺菌を行います。
自動起動ではなく、手動による起動ですので注意が必要です。加熱殺菌中は冷水が使用できなくなりますので外出前や寝る前に行うのがベストでしょう。
もっとも、水道直結型ウォーターサーバーなので基本的に空気触れずタンク前までは水道水なので塩素まみれで逆に安全です。濾過された後のタンク内も空気に触れませんのでほとんど無菌です。特にROカートリッジの場合は一部のイオン分子以外全く存在しないので加熱殺菌で殺菌する対象がいません。ただタンクを暖めるだけ…
なので、使わなくても安全ですが、気分的に加熱した方が安心できる人もいるので心配性の人は安心できます。
温水循環とは
他社のウォーターサーバーには温水循環機能と言う殺菌システムがあります。コチラは温水(熱湯)をウォーターサーバー内にタンクや中を通る配管などに循環させる事で殺菌するシステムです。設定した時刻に自動的に行うウォーターサーバーが多く、この機能も使用中はウォーターサーバーが使用できません。
「Purest」で使われているフィルター
「Purest」に装着されているフィルターは、カードリッジタイプで筒状の大型フィルターが3本装備されています。
ROタイプの場合は3本の内、1本をROカートリッジにする事で逆浸透膜による濾過を行えRO水を生成できるようになります。
ROの場合は濾過工程の都合上、破棄水の排水ラインの追加が必要です。
セディメントカーボンフィルター
水道水に含まれる残留塩素や溶解性鉛、トリハロメタンなどを吸着濾過します。
交換サイクルは6ヶ月毎
[通常タイプ]ウルトラフィルター
静電吸着方式の濾過方法であり、ウイルスやバクテリアなどの阻止を行う。粉末活性炭も含まれているので若干の塩素除去能力もある。ウイルスとバクテリアの阻止率は、99.9%との事。現在発見されているウイルスのサイズがフィルターの穴より大きいので物理的に阻止できる。
実質、ウイルスとバクテリアなどを阻止する為だけのフィルター。その他不純物の阻止は7割程しか阻止できないので考えれば考えるほど微妙なフィルター。
このフィルター単体では、残留塩素を十分に除去できないので他のフィルターと組み合わせて使用する。
※全ての不純物に対する阻止率は70%以下
※よく見る除去率80%!は、家庭用浄水器の表示に伴う除去率の話であり指定項目に対する個別の除去率。さらに、単体性能では無く他のフィルターと組み合わせて浄水器として使用した場合の除去率で濾過する水量に対して80%以上の対象物質を阻止できた場合に表示できる項目なので鵜呑みにしない様に注意が必要。
濾材:ナノアルミナ繊維、粉末活性炭
[ROタイプ]RO(逆浸透膜)フィルター
逆浸透膜を利用した濾過カートリッジであり、単体性能で一部のイオン分子以外99.9%の不純物を阻止できる性能を持っている。水の中に溶け込んだ残留塩素や化学物質など基本的に全てを濾過できるので最強の濾過方法。
濾過方法の都合上、濾過できなかった破棄水が発生するので排水ラインが必要。
性能的にはこのフィルターを通る事でほぼ全ての不純物を阻止できるので他のフィルターは必要ないが、フィルターの孔が非常に細かく水道水をそのまま濾過しようものなら、直ぐに目詰まりが発生する。その為、一般的な逆浸透膜による濾過の場合は前処理を行いある程度濾過された液体を使う事で長く使えるようなシステムになっている。
交換サイクルは2年毎
ポストカーボンフィルター
最終工程として、前工程で濾過しきれなかった残留塩素やニオイなどを吸収するフィルター。
ろ材:不織布、活性炭
「Purest」の良い所と悪い所
コスパ的にも性能的にも最高のスペックを誇る「Purest」ですが、当然ながらネガティブなポイントもあります。契約前にある程度の情報を把握しておくと契約後に後悔する事が少なくなります。
「Purest」の良い所やメリット
「Purest」のダメな所やデメリット
冷温水どちらも取水ボタンを長押し
温水は長押しするのが一般的なので特に気になりませんが、冷水も長押しで取水するのはちょっと…
電子ボタンタイプのウォーターサーバーですと、冷水の取水時は1回押したら連続で取水できるタイプが多いです。もしくは、一定量出ると止まるタイプもあります。
冷水を出すのにボタン長押しは、結構めんどくさいと感じます。コップなら大丈夫かと思いますが、タンブラーや水筒などに冷水を取水する際に実感できますが1Lや2Lを汲むまで長押しは指が疲れますし、ウォーターサーバーの前から身動きが取れなくなります。
「Purest」の取水速度は他のウォーターサーバーに比べて格段に速いですので普通のコップであれば5秒もかからずに満タンになります。タンブラーなどに給水する際は少し時間がかかるかもしれないので水を取水している間に別の事をしたいマルチタスカーは、デメリットになるかもしれません。
上部ボタンの冷水は、ロック有り
背の高い方は上部ボタンを良く使うことが多いはずですが、上部ボタンには冷温水共にチャイルドロックが作動しています。
その為、上部ボタンから冷水を取水するにはロック解除ボタンを押してから冷水ボタンを押す必要があります。
下部ボタンであれば冷水はフリーなので問題ありませんが、上部ボタンをよく使うのであれば注意が必要です。「Purest」ではロックを常にフリーにする設定方法はありませんので対策としては、上部ボタンを使わない事です。背の高い人はロックフリーのメインボタンを使うのは疲れますので、卓上タイプにしてちょうど良い高さの台に設置する事で好きな高さに調節できます。
温水ロックに関しては下部ボタンは3秒長押しが必要に対して、上部ボタンのロックは単押しで解除できる。
使い勝手としては、個人的に上部ボタンのが使いやすい。理由としては、メインボタンは温水ロックを解除するのに、3秒間長押しが必要です。しかし、上部ボタンはロック解除が短押しで解除できるので楽。冷水や常温水にもロックがかかっていますが、ロック解除のレスポンスが高速なのでストレス無く解除ができる。
ダイオーズ「Purest」以外の契約先
「Purest」の本家はダイオーズウォーターサーバーですが、販売代理店もいくつか存在して料金システムなどが違う可能性があります。
本家で契約する方が安いのでは?と思いますが、契約期間や解約違約金、特典や割引などが異なる場合もあるので損をしないようにチェックをしましょう。
サービス名 | 相違点 |
---|---|
ダイオーズウォーターサーバー | 本家 |
楽水(らくみず) | 契約期間が長いが初期費用は安くなる |
ダイオーズウォーターサーバーの基本情報
株式会社ダイオーズ ジャパンが運営するウォーターサーバーサービスで、主に法人向けのトータルサービスの一環でウォーターサーバーを取り扱っています。ウォーターサーバーの他にはコーヒーやお茶などの喫茶関係やオフィスクリーニングなどの衛生管理を大規模に行なっており非常に大きな会社。さらに自社でボトルウォーター工場とコーヒー専門の工場を所有しており、飲料水のノウハウは十分なのでアフターサポート等なども安心できる。
法人向けだが、ボトル配送が必要ない「Purest」は個人でも契約する事ができますがボトル交換型は自社スタッフでの配送の為、サービス提供エリア内であれば利用できるのとの事。詳しくは公式サイトで問い合わせましょう。
ダイオーズで展開中のウォーターサーバー
ボトル交換型のウォーターサーバーを中心に展開されており、事業所向け製品と言う事もあってかボトルサイズが19Lと大容量の業務用サイズなのが特徴。ボトル交換型ウォーターサーバーのデメリットとも言われるボトル交換の手間を大容量ボトルで低減されている。
他にも、ボトル交換型のウォーターサーバーではなく浄水型ウォーターサーバーや浄水器なども取り扱っている。
ウォーターサーバー | 特徴 |
---|---|
Purest(ピュレスト)※ | 水道直結型でRO水も生成できる。 |
Aube(オーブ) | 感染症対策で非接触型のウォーターサーバー |
Pomepage(ポンパージ) | 多機能ボトル交換型でPurestの原型 |
ウォーターサーバー(省エネ) | 冷水タンク3.8Lの日照センサー付きモデル |
ダイオーズのメリットとデメリット
コスパの良い「Purest」や大容量19Lのボトル交換型など魅力的なウォーターサーバーを取り扱っているダイオーズのウォーターサーバーですが、当然ながら悪いところもあります。契約する前にネガティブなポイントを確認しておけば契約後に「思っていたのと違う!」「そんな事聞いていない!」などの後悔を少なくできるかもしれませんので確認していきましょう。
ダイオーズの良い所やメリット
ダイオーズのダメな所やデメリット
法人以外で契約するボトル交換型は一部エリアのみ対応
ダイオーズのボトル交換型ウォーターサーバーは定期的に大量のボトルを注文する法人向けのサービスです。対応エリアによっては個人宅に配送もしてくれますが、自社スタッフによる配送なので不在時の対応や再配達などの物流サービス面で融通が効かない場合がありますので注意が必要です。
こんな人なら検討しても良いかも
月々4,730円でRO水が生成できてタンク容量もファミリー向け!大型カートリッジ3本、取水口LED、取水ボタン2ヶ所、タンク内加熱殺菌もできるコスパ&性能がヤバイ水道直結型ウォーターサーバー!
- 水道直結型で良い感じのサーバーを探している
- できればRO水が良いけど予算が…
- カートリッジは大きくていっぱい欲しい
- 殺菌機能ナシは考えられない
- タンク容量は最低でも2.5L以上求む
- 暗闇で使うのでライト付きは最高
上記の項目に当てはまる方であれば最高のウォーターサーバーになるかも