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家全体の浄水器・セントラル浄水器の選び方|工事・費用・管理の確認

家全体の給水を処理する浄水器は、台所の飲み水だけをろ過する機器とは設置範囲が違います。どの場所の水を、何の目的で変えたいかを決めてから、工事と維持費を比較しましょう。

家全体の給水を処理する設備の設置イメージ

台所用で足りるかを先に考える

飲用・料理の水だけが目的なら、蛇口直結型やアンダーシンク型で必要な範囲を満たせる可能性があります。浴室や洗面所も含めたい場合は、目的に対して機器の対象物質や性能が合うかを確認します。

肌や病気への効果などは、塩素除去の表示だけから判断しません。

特に「セントラル浄水器」「全館浄水」は一つの統一規格名ではありません。製品ごとに原水、設置位置、通水可能な温度、除去対象、交換条件が違います。浄水器の性能表示を、広告上の「家中きれい」と分けて読みます。

家全体の使用量で見積もる

台所用フィルターと同じ水量を想定すると、交換費用を過小評価するおそれがあります。シャワー、洗濯、洗面など、実際にフィルターを通る範囲と水量を施工業者に確認します。

たとえば家全体で1日600L通すと仮定すると、30日で18,000Lです。これは家庭の実測値ではなく計算例。販売ページのカートリッジ寿命が何Lで、どの水質条件で示されているかを確認し、月数だけでなく通水量でも交換費を見積もります。シャワーや洗濯を対象外にする配管なら、この例をそのまま使いません。

項目見積もりで確認
対象範囲どの給水経路を処理するか
流量・水圧複数箇所を同時に使えるか
本体と工事設置場所、基礎、配管、保温
消耗品交換品価格、使用量条件
管理定期点検、長期不在、故障時
撤去原状回復、転居時の費用

水質と衛生管理の条件を確認

必要な保守や配管側の管理を、製品と建物の条件に合わせて確認します。浄水した水を長くためる運用や、長期不使用からの再開についても案内を受けます。

家の入口側で残留塩素を除く方式なら、機器より後の配管まで塩素が残る前提で考えないことが大切です。保守会社に、採水する蛇口、定期点検、長期不在後の通水方法を具体的に確認します。飲み水だけの目的で家全体を処理する必要があるかは、台所用と並べて判断します。

井戸水に使う場合は、水質検査と原水条件が先です。家全体を処理する大きな機器なら、どんな原水でも対応するとは限りません。

賃貸・集合住宅は管理者への確認が必要

自分の住戸だけの配管か、共用部分に関わるかを区別し、勝手に工事を手配しないようにします。施工範囲と撤去条件を具体的に確認してください。

比較対象をそろえる

アンダーシンク型とセントラル型では、処理する範囲が異なります。本体価格だけでなく、目的を満たす範囲・年間交換費・保守の手間をそろえて比較します。浄水器ガイドから必要な方式を絞りましょう。

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参考・出典