MIZULAB / 選び方ガイド

暑い日は水と麦茶どっち?発汗時の水分・塩分補給を分けて考える

暑い日に水か麦茶のどちらか一方を「正解」にする必要はない。 飲みやすい方を用意し、暑さを避けてこまめに飲むことが先。大量に汗をかく状況では水分に加えて塩分も考える必要があり、麦茶の「ミネラル」という名前だけで代用できるとは言えない。

夏の室内に置いた冷たい水と麦茶

普段の水分補給と大量発汗を分ける

厚生労働省の熱中症予防案内は、室内・屋外を問わず暑さを避け、のどの渇きを感じなくてもこまめに水分・塩分を補給するよう案内している。環境省も、汗が増えると水分と塩分の両方を失う点を説明する。飲料の種類だけを決めても、涼しい場所への移動や休憩の代わりにはならない。

場面飲み物と行動の考え方
室内で過ごす暑い日水や無糖の麦茶など飲みやすいものを手元に置き、室温も調整する
屋外の作業・運動で大量に汗をかく休憩・冷却を優先し、水分と塩分の補給方法を確認する。麦茶だけで済ませると決めない
めまい・頭痛・気分不良などがある涼しい場所へ移り、周囲に知らせる。自力で飲めない、症状が重い場合は速やかに救急対応を求める

既往症があり、水分や塩分の量について指示を受けている人は、その指示を優先する。高齢者や子どもの水分補給も、本人の「喉が渇いた」の一言だけに頼らない。

麦茶のミネラル表示は塩分量と同じではない

文部科学省の麦茶・浸出液には、可食部100g当たりナトリウム1mg、カリウム6mgと載る。これは標準的な試料の値で、市販麦茶や濃く煮出した麦茶の全製品に当てはめる数字ではない。カリウムを含むことと、発汗で失うナトリウムを十分に補えることは別。買う飲料や補給食品の成分表示と、活動環境に合う公的な注意を確認してほしい。

麦茶の成分表の読み方では製品別の数字を整理した。作り置き麦茶の保存では暑い時期に気になる容器の洗浄と冷蔵を扱う。外出時に持ち運ぶならボトル麦茶の容量や費用も比べられる。

資料確認:2026年9月23日。体調不良時の判断は症状と公的な最新案内を優先してください。

参考・出典