炭酸水・炭酸飲料と水分補給 ― 無糖と加糖を分けて考える

「炭酸飲料は体に悪い」とひとくくりにされがちですが、無糖の炭酸水と加糖の炭酸飲料では話がだいぶ違います。分けて考えます。

無糖の炭酸水

水に二酸化炭素を溶かしただけのもので、糖もカロリーもありません。水分補給という点ではほぼ水と同等に扱えます。「炭酸だと利尿作用で水分が出ていく」という説明を見かけますが、無糖炭酸水の炭酸ぶんでそこまでの影響は出ません。

炭酸は弱い酸性なので、四六時中ちびちび飲み続けると歯のエナメル質への影響がゼロとは言えませんが、加糖飲料に比べれば小さく、食事のときや運動後などにまとめて飲むぶんには実用上の問題は小さいです。

一部のウォーターサーバーには炭酸水を作れる機能を備えたものもあります(機能の要否は ウォーターサーバーで迷ったら を参照)。

加糖の炭酸飲料(コーラ、サイダー、加糖の炭酸ジュースなど)

こちらが注意すべき対象です。

加糖の炭酸飲料は、日常の水分補給の手段ではなく嗜好品です。飲むなら量と頻度を決めて、というのが基本です。

まとめ

無糖炭酸水加糖炭酸飲料
糖・カロリーなし多い
水分補給としてほぼ水と同等不向き(嗜好品)
歯への影響小さい糖+酸で大きめ
カフェインなし製品による

日常の水分は水道水やお茶で十分です(水以外の飲み物)。炭酸水を日常的に飲みたいなら無糖のものを選び、加糖の炭酸飲料は嗜好品と割り切るのが無難です。

参考・出典