活性炭の有無を先に見る。外観や商品名だけで除去性能を判断しない。
選ぶ前に確認したいこと
フィルターの性能と、除去できるもの
3種類は見た目の違いだけではありません。ろ材が異なり、クリアフィルターの粒径表示と、活性炭入り製品の説明を分けて読みます。
- きれいな水
- ヤシ殻活性炭+ポリエステル不織布。活性炭の配合は確認できますが、物質別の除去率・総ろ過水量は公式商品ページで確認できません
- おいしい水
- ゼオライト+ポリエステル不織布。材料欄に活性炭の記載はありません
- クリアフィルター
- メタクリル樹脂のフィルター。約48µm以上の粒子を対象とする説明
- 塩素・鉛・PFOS/PFOA
- この3商品の確認資料では、比較できる除去率と総ろ過水量の組を確認できません
- 交換の考え方
- 活性炭・ゼオライトの2種は約2か月。樹脂フィルターは汚れなど購入品の表示に従う
不織布や樹脂フィルターがゴミを捕らえることと、水に溶けた成分を低減することは仕組みが違います。クリアフィルターの48µmは0.048mmですが、この細かさの数字から溶解性鉛の除去率は求められません。
「おいしい水」の商品説明には炭の粉に関する注意もありますが、材料欄から活性炭配合とは判断していません。現物のJAN・材質欄を確認し、材質表記訂正の対象品は上の公式案内も確認します。
試験値が見つからないことは、効果が一切ないという結論ではありません。ただし塩素やPFOS/PFOAの性能を優先する購入では、対象物質・除去率・総ろ過水量が明記された機器と比較します。
確認:2026/09/12。浄水蛇口きれいな水公式情報 ↗浄水蛇口おいしい水公式情報 ↗クリアフィルター蛇口公式情報 ↗
3種類は「同じ中身の色違い」ではない
「きれいな水」はヤシ殻活性炭、「おいしい水」はゼオライト天然石が公式の材質欄に載っています。一方、クリアフィルター蛇口はメタクリル樹脂のフィルター。商品名が近くても、同じろ材を詰めた商品ではありません。
白・青や白・緑という色違いは、同じJANの商品内で案内されています。パッケージの色だけで判断せず、商品名とバーコード下の数字を合わせて見ましょう。
「ゴミが取れる」と「塩素を何L除去できる」は別
クリアフィルターは約48μm以上の異物に対応すると案内されています。これは異物の大きさの表示で、溶けている物質の除去率や塩素の処理量を示す数字ではありません。
活性炭入りの商品でも、ろ材名だけで長期間の除去性能は確定しません。今回確認した公式商品欄では対象物質別の総ろ過水量を確認できないため、比較表に推測の除去率を入れていません。処理量まで比べたい場合はロカシャワーも確認してください。
付く蛇口と、使用温度を先に見る
小さいからどこにでも付くとは限りません。「きれいな水」「おいしい水」は16mmの丸形水栓と22mmの泡沫蛇口が案内されています。先端のふくらみなど、形状条件もあります。
クリアフィルターには耐熱温度70℃の表示がありますが、使用上の注意には45℃以下で使い、お湯を長時間流さない指示があります。素材の耐熱温度を、そのまま通常の使用温度と読み替えないようにしましょう。
口コミで見たいのは、使う場面の具体性
この3商品の現在のJANに一致する、十分な使用レビューは今回確認できませんでした。公式通販のレビュー欄が空でも、仕様まで存在しないわけではありません。ろ材や取り付け条件は公式情報を優先します。
下記の購入者記事は旧商品の売場の違いを知る参考です。古い写真に似ているから、同じ材質・交換条件だと決めつけないようにしてください。
調べた口コミ・使用記事
以下は確認できた投稿の要約です。商品の評価全体を代表する集計ではなく、味や使い心地の感想から除去性能を証明することもできません。
ダイソー売場の旧商品についての購入者記事
店頭でシャワー切替の有無やフィルター式など複数の種類を見つけたと報告しています。種類を分けて選ぶ参考にはなりますが、現在掲載する3商品のJANとの一致は確認できません。
2021年2月16日公開・2022年11月16日更新 / あそぶログ! ↗
迷ったら、ろ材より先に用途を決める。
水はねや目に見える異物が気になるのか、特定の物質の除去量まで確認したいのか。目的が違えば比べる表示も変わります。
百均と簡易浄水器の違いを読む →価格・販売条件は確認時点。パッケージや仕様、店舗の取り扱いは変更される場合があります。


