MIZULAB / 赤ちゃんの水

赤ちゃんが麦茶・水を飲まないとき|始め方と無理のない工夫

水の入った小さなカップと離乳食の食卓
暮らしのイメージ/画像生成。手順や食事量の見本ではありません。

カップを近づけると顔を背ける、ひと口で出してしまう。麦茶を飲まないと、「水分が足りないのでは」と気になります。最初に確認したいのは、麦茶だけを嫌がるのか、母乳やミルクも飲めていないのかです。

離乳前は普段の授乳が水分源です。麦茶を飲むこと自体を目標にしなくて大丈夫。離乳が始まってからも、水分補給のために必ず麦茶を選ぶ必要はなく、水も選択肢になります。

麦茶はいつから始める?

「生後○か月から」という商品の表示は、その月齢になったら必ず始めるという意味ではありません。離乳の進み具合に合わせ、授乳や食事の様子を見て考えます。最初の時期の整理は赤ちゃんの水はいつからで詳しく説明しています。

京都市のQ&Aには、水分補給としての湯冷ましや薄めた麦茶、麦茶の渋みが苦手な場合の話が載っています。麦茶を飲まないことだけで、好き嫌いや発達の問題と決めつけないようにしましょう。

選ぶなら、まず原材料と作り方を確認

砂糖などの甘味が加えられていない、カフェインを含まないものを選びます。「お茶」という名前でも、原材料が麦だけなのか、別のお茶とのブレンドなのかで違います。対象月齢、薄める必要の有無、開封後の保存も製品表示で確認してください。

大人用を何でも同じように薄めればよい、とは限りません。赤ちゃん向けの説明がない商品で迷う場合は、メーカーに確認するか、使い方の分かる製品を選ぶと手順をそろえられます。

飲まないときは、ひとつずつ変えてみる

試すなら、味・容器・タイミングを一度に変えずに、どれかひとつから始めます。以下は飲ませる量を増やすためのノルマではなく、家庭で試しやすい工夫です。

気になる様子試せること
麦茶だけを嫌がる味のない水を少し試してみる
カップを近づけると嫌がる食事中の落ち着いたタイミングに変える
一度に口へ入りすぎる大人が支え、少量から試す
眠い・泣いているその場での練習を切り上げる
飲むより遊びたがる短い時間で終え、次の食事に回す

コップやストローを使える時期には個人差があります。ほかの子と同じ容器を急いで使わせるより、今の赤ちゃんに扱いやすいものを、保護者が見守りながら使いましょう。

甘くすれば飲む、という方法は続けません

水や麦茶を嫌がるからと、日常の飲み物をジュースやイオン飲料に置き換えるのは避けたい方法です。札幌市の案内は、普段の水分補給を湯冷ましや麦茶にするよう説明しています。

体調不良時に使う経口補水液などは、普段の味の練習とは目的が違います。下痢や嘔吐がある場合は、自己判断で飲料を選び続けず、月齢に合う対応を医療者に相談してください。

作った麦茶・持ち歩くマグの管理

煮出し・水出しなどの方法は商品ごとの説明に従い、清潔な器具で準備します。口をつけたマグの残りを元の容器へ戻したり、新しい麦茶を継ぎ足して長く持ち歩いたりしない運用にしましょう。

外出時は保管方法や持ち歩ける条件も確認します。冷たいかどうかだけで判断せず、いつ作ったか、いつ口をつけたかが分かる量を用意すると管理しやすくなります。

心配なときは「飲まない」の中身をメモ

水だけなのか、ミルクも少ないのか。いつから変わったか。尿の出方や機嫌はどうか。相談時は、このあたりを伝えると状況が共有しやすくなります。尿が明らかに減った、元気がないなどの変化がある場合は、練習を続ける前に小児科へ相談してください。

参考・出典