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赤ちゃんの防災備蓄|水・ミルク・授乳用品をセットで備える

外出用のバッグと保温ボトル、哺乳びん
暮らしのイメージ/画像生成。手順や食事量の見本ではありません。

水を備蓄していても、お湯を作れない、哺乳びんを洗えない、いつものミルクが手に入らない。災害時の授乳では、こうしたことが同時に起こる可能性があります。ミルク・水・授乳する器具をひとつのセットとして用意することが大切です。

母乳中心、混合、ミルク中心で必要なものは違います。いつもの授乳方法を出発点にして、家に置く備えと、持ち出す備えを分けて考えましょう。

家庭の授乳方法に合わせたチェックリスト

農林水産省の食品ストックガイドは、乳幼児向けにミルク、哺乳びん、飲料水、離乳食などを挙げています。特にアレルギー対応など特別な食品は、避難先で同じものがすぐ手に入るとは限りません。

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備えるもの確認すること家で試しておきたいこと
いつものミルク対象月齢・期限・必要量製品表示どおりの準備
乳児用液体ミルク使用方法・器具の適合常温で使う手順
飲料水調乳への適否・保存条件1日に使う量の把握
授乳器具洗浄できない場合の代替組立て・使用後の扱い
離乳食月齢・アレルギー・開け方食べ慣れたものの確認
衛生用品手と作業場所を清潔に保つ方法まとめて持ち出せる収納

このほか、おむつ、着替え、必要な薬や医療情報など、家族に必要なものを加えます。食品だけがそろっていても授乳できるとは限らないので、荷物を並べて手順をたどってみると不足に気づけます。

液体ミルクは、容器だけでなく器具も確認

調乳済みの乳児用液体ミルクなら、水や熱源を使わずに準備できる製品があります。未開封の保存条件、開封後の時間、専用アタッチメントの有無は商品ごとに違います。必要な器具を別の箱へしまってしまわず、一緒に保管しておきましょう。

明治の使い方には、容器の確認や清潔なびんへの移し替えなどの説明があります。初めての使用を災害当日にしないよう、普段の生活で方法を確かめておくと準備が具体的になります。

粉ミルクを使うなら、熱源と洗浄も必要

粉ミルク用の水があっても、必要な温度のお湯を作る手段がなければ普段の方法では調乳できません。熱源の備えは製品の安全な使用条件を確認してください。屋内で使えない器具を自己流で使うことは避けます。

また、断水時には器具を十分に洗えない場合があります。使い捨ての器具を備える場合も、適合や使い方を確認します。紙コップ授乳など、普段と違う方法が必要になる可能性については、事前に保健師や助産師から教わると具体的に備えられます。口へ流し込むような自己流の授乳はしないでください。

備蓄量は、普段の使用量から書き出す

「水を何本」と先に決める前に、1日に何回、どれくらい調乳しているかを記録します。そのうえで自治体の備蓄日数の案内に合わせ、家族の飲用・調理・衛生用の水も別に考えます。調乳用の水だけで家族全員の必要量を計算しないようにしましょう。

赤ちゃんは月齢とともに必要な量や食品が変わります。備蓄を一度そろえたら終わりにせず、健診や季節の衣替えなどのタイミングで見直すと、サイズ違いのおむつや期限切れの食品に気づきやすくなります。

ローリングストックを続ける工夫

新しく買ったものを奥へ、期限が近いものを手前へ置き、使った分を買い足します。容器を開けたものは、未開封の備蓄とは分けて扱います。保管場所は表示に従い、車内など高温になる場所に置き続けないでください。

持ち出し袋は重さも確認しましょう。大人が赤ちゃんを連れて実際に持てる量か、家族で分けられるかを試すと、必要なものを現実的に整理できます。

停電・断水中に気をつけること

CDCの災害時の案内では、停電などで冷蔵できない場合は授乳の都度作ること、飲み残しを廃棄することを示しています。水に使用制限が出ていれば、自治体の案内に従ってください。

避難先で必要な食品や器具が足りないときは、保健師、助産師、医療スタッフや避難所の担当者に早めに伝えます。アレルギーや特別な栄養管理がある場合は、製品名と必要な条件を紙でも共有できるようにしておくと役立ちます。

参考・出典