MIZULAB / 選び方ガイド

麹水・昆布水・レモン水の作り方を考える前に|原料と保存の注意

麹水・昆布水・レモン水は、どれも「水に何かを入れる」点は同じでも、原料と取り扱いは別です。家で作る飲み物を一律に危険と決める必要はありません。ただし、衛生管理や体調との相性を無視して大量に作り置きするのも避けましょう。

飲み水と昆布・麹を別々に用意したキッチンのイメージ

まず原料を混同しない

左右にスクロールして比較できます →

飲み物主な原料とくに確認したい点
麹水食品用の米麹など製品表示、容器の衛生、保存方法
昆布水食品用の昆布だし用か飲用か、摂取量、ヨウ素
レモン水レモンや市販の果汁果汁の表示、器具、作り置き時間

麹は食品の原料ですが、家庭で水に浸した液体が無期限に保存できるわけではありません。昆布にはヨウ素が含まれ、摂取の多い人や甲状腺の病気で食事制限がある人は量に注意が必要です。厚生労働省の食事摂取基準はヨウ素の過剰摂取も扱っています。日々大量に飲む使い方を、健康法として始める前に専門家へ相談してください。

レモン果汁を混ぜても水道水の汚染物質が除かれるわけではありません。飲用に適した水を使い、レモン入り飲料と市販品の表示も確認しましょう。浄水器やウォーターサーバーから出した水は、機器の説明書が定める保管・使用上の注意を優先します。

作り置きの衛生を優先

手、容器、ふた、器具を清潔にし、洗った原料を使います。作ったものは長時間室温に置かず、冷蔵して早めに飲み切る前提で少量ずつ用意しましょう。日数を一律に決めるには原料や温度の条件が足りません。厚生労働省の家庭での食中毒予防にある手洗い・低温保存などの基本を守ってください。

酸っぱいにおいがする、泡立つ、見た目が変わるなど異常があれば飲まずに処分します。見た目に異常がないことだけで安全を保証することもできません。乳幼児、妊娠中、持病のある人へ出す場合は、原料と衛生管理にいっそう注意し、必要なら医療者に確認してください。

健康効果の投稿は資料を確かめる

「麹水で病気が治る」「昆布水なら薬が要らない」といった主張は、原料が食品であることからは導けません。消費者庁の健康食品の案内は、体験談だけを信じず成分の安全性と有効性を調べるよう促しています。体調不良を感じたら飲むのをやめ、医療者へ相談しましょう。

飲み水そのものの費用や扱いやすさを比べたいときは、ペットボトルの水、浄水器、ウォーターサーバーへ。風味や料理に使う水と、日常の水分補給を分けて選べます。

資料確認:2026年9月23日。この記事は麹水・昆布水の摂取を勧めるものでも、個別の健康状態に対する助言でもありません。

参考・出典