MIZULAB / 選び方ガイド
携帯浄水器・防災用フィルターの選び方|原水と除去対象を確認
浄水器の選び方

携帯浄水器は、何の水を入れ、何を減らすための製品かを確認して選びます。透明になった、においが減ったというだけで、飲用に適すると判断してはいけません。
使用する水を先に決める
水道水を入れるボトル型と、特定の屋外原水を想定する製品では条件が違います。災害で出所が分からない水、薬品や油などによる汚染が疑われる水を、一般的な携帯フィルターに通して飲むことは避けてください。
家庭用の性能表示の読み方はろ過性能の記事で説明していますが、携帯・非常用の選定にそのまま置き換えるものではありません。
スペックで照合する項目
| 項目 | 見る内容 |
|---|---|
| 原水条件 | 使える水、使ってはいけない水 |
| 対象物質・微生物 | 細菌・原虫・ウイルス・化学物質を区別 |
| 試験 | どの条件で何を測定したか |
| 処理量 | 使用可能量、流量、交換の目安 |
| 保守 | 洗浄、乾燥、保管、凍結の扱い |
| 部品 | 交換品や容器を入手できるか |
「除去率」の高い数字だけで、対象外の物質にも効くとは考えません。使用条件が説明できない製品は、災害用の唯一の飲料水確保手段にしないことが大切です。
使う前に手順を練習する
原水側と浄水側の容器を区別し、口やホースが汚れない扱い方を説明書で確認します。初めて使う場面が停電中や避難先にならないよう、正規の原水を使って準備・清掃・収納を練習しておきます。
使い終わったまま長期間収納してよいか、濡れた状態で凍結した場合に使えるかも製品ごとに確認してください。
備蓄水の補助として考える
防災ではまず飲用に適した水を備蓄し、携帯機器は使用条件を理解した補助の手段として位置付けます。農林水産省の食品ストックガイドと停電・断水時の記事を参考に、家族の水と食品を準備しましょう。
日常の水道水の味を変えたいだけなら、通常の浄水器と比較すると、必要な性能と費用を整理できます。
機種と持ち歩き方を具体的に選ぶ
ソーヤーMINIの比較ではSP128と簡易版SP340の同梱品、逆洗、凍結時の判断を整理しています。日常の飲用水道水を補充する目的なら浄水ボトルと家庭の浄水器+水筒の比較も候補です。屋外用フィルターと水道水用活性炭フィルターを同じものとして扱わないようにしましょう。
インド旅行へ持参する前の確認
インド旅行の浄水器選びでは、ウイルスや化学物質の限界、洗浄用の水、予備の飲用水を説明しています。ニュージーランドの過去の寄生虫事例のように、地域の注意報はフィルターの所有とは別に確認が必要です。


