MIZULAB / 選び方ガイド
水道水のカルキ抜きは必要?煮沸・浄水器と保存の違い
飲み水の疑問を解決

通常の飲用水として供給されている水道水は、飲むために必ずカルキ抜きしなければならない水ではありません。 塩素は消毒のために使われています。普段の塩素臭が気になる場合と、急に異常なにおいがした場合を分けて考えます。
カルキ臭と異常を先に切り分ける
いつから、どの蛇口で、冷水・温水のどちらに感じるかを確認します。近所の工事・断水のお知らせや、集合住宅の管理会社からの連絡も見ます。強い異臭、油のようなにおい、色の異常があれば、においを隠して飲むのではなく水道事業者や管理会社へ相談します。
水道局の検査値と自宅の状況は一緒に確認するものです。市全体のデータだけで、建物内の問題がないと断定しないでください。
煮沸と浄水器の違い
| 方法 | 確認する点 |
|---|---|
| 煮沸して冷ます | 加熱できる器具、加熱中の見守り、冷却と保管 |
| 浄水器を使う | 対象物質、通水量、交換時期、本体の洗浄 |
| 水を買う | 開封後の扱い、運搬、ボトルの保管場所 |
東京都水道局は家庭でにおいが気になる場合の方法として、やかんで沸騰後5〜10分弱火加熱し、湯冷ましにする案内を掲載しています。器具の説明書に従い、空だきややけどを避けます。自動停止する電気ケトルのふたを開けて、同じ加熱を無理に再現しないでください。
この時間を、どんな異物・有害物質でも除去できる保証には使えません。白湯とろ過の違いも参考にしてください。
浄水器は「塩素」の表示だけを見ればよい?
遊離残留塩素への対応、総ろ過水量、流量などの条件を確認します。活性炭という材料名だけで、完成品がいつまで同じ性能を保つかは分かりません。においへの対応も、製品が示す対象物質と条件で比較します。
具体的にはカセッティMK207SLXやクリンスイCSP901の表示が比較材料になります。100均の商品を含む違いは交換頻度・性能の比較へ。原水の異常を、機器の購入だけで解決しようとしないことが前提です。
塩素を減らした水は、保存も変える
煮沸・浄水後の水に、元の水道水と同じ保存条件をそのまま当てはめないようにします。必要量を清潔な容器で扱い、機器・商品の案内に沿って早めに使います。においが減ったことは、長く保管できる印ではありません。
水出し茶を作る場合も、麦茶の抽出と冷蔵保存が別に必要です。水槽用のカルキ抜き剤を、飲用水へ流用する方法は案内していません。
どの方法を選ぶ?
時々一杯飲むだけなら加熱・冷却の手間を許容できるか、毎日料理にも使うなら浄水器の流量と交換費が合うかを考えます。味に不満がなければ、追加の機器を使わない選択もあります。飲み水5方式の比較から生活に合う方法を選んでください。
公式資料の確認:2026年9月21日。


