MIZULAB / 水の知識
RO水(逆浸透膜ろ過)とは何か
水を知る

RO水は、逆浸透膜(Reverse Osmosis膜、RO膜)でろ過した水のことです。宅配水や一部のウォーターサーバーで採用されており、「純水」「ピュアウォーター」と表記されることもあります。
仕組み
RO膜は、圧力をかけて水と溶けている塩類などを分離する膜です。東レの膜製品の説明でも、逆浸透膜は海水・かん水の脱塩などに使われる方式として紹介されています。
家庭用の機器では、膜を通る水と濃縮側の水が生じます。必要な水圧、加圧ポンプ、排水の扱いは機種によるため、設置条件を確認します。膜の名称だけで、すべての成分を完全に除去するとは判断できません。
どこで使われているか
- 宅配のRO水(ボトルで届くタイプ)
- RO膜を内蔵した水道直結型サーバー
- 海水の淡水化、工業用の純水製造
ミネラルも除かれる
ROろ過は、煮沸で残る溶けた塩類などを減らせる方式です。ただし加熱による微生物対策と同じ操作ではなく、調乳の温度条件も省けません。白湯と常温RO水の比較では、毎回沸かして冷ます方法との使い分けを説明しています。
カルシウムやマグネシウムなども分離の対象になるため、ろ過後の水はミネラルが少なくなる傾向があります。一方で飲料製品には、ろ過後にミネラルを加えて調整するものもあります。
RO水という名前だけで硬度や味を決めつけず、最終製品の成分表示を見ましょう。ミネラルの少なさだけで、健康に良い・悪いを判断することもできません。
水道水・浄水器との違い
| 比べるもの | 確認する情報 |
|---|---|
| 水道水 | 地域の水質検査結果と設備の管理 |
| 浄水器 | 対象物質別の浄水能力・総ろ過水量 |
| RO水製品 | ろ過後の成分表示と保管方法 |
| 家庭用RO機 | 対象物質・交換品・給排水の条件 |
除去性能は対象物質と試験条件を含めて比較します。フィルター比較と除去率の読み方も参照してください。
赤ちゃんの調乳では
RO水製品も、成分と衛生状態、粉ミルクの指定に合うかを確認して使います。ただし飲用に適した水道水でも製品の手順に従って調乳でき、RO水でなければならないわけではありません(赤ちゃんと水)。
調乳用純水には水由来のミネラルをほとんど足さない利点がありますが、純水だから常温で粉ミルクを溶かせるわけではありません。赤ちゃんとRO水・純水で具体的な確認点を整理しています。
RO膜が入っている場所を確認
工場でろ過した水がボトルで届く場合と、自宅の機器でろ過する場合では、利用者が管理するものが違います。前者では配送・保管・容器交換、後者では設置・交換部品・排水などが比較項目になります。
機器を選ぶときの質問表
| 質問 | 確認する資料 |
|---|---|
| どの成分に対応するか | 対象物質と試験条件 |
| ろ過後に成分調整をするか | 水の成分表示 |
| 排水がどれくらい出るか | 回収率と使用条件 |
| 何をいつ交換するか | 膜・前処理部品の交換表 |
| 長く使わないときはどうするか | 停止・再使用の手順 |
方式の名前だけで、どの機種も同じ除去率や排水量になるとは考えないでください。飲料として販売されるRO水の味も、ろ過後の調整などで違います。
料理や調乳に使う場合
飲用だけでなく調理に使うと使用量が増えるため、必要な出水量と待ち時間を確認します。赤ちゃんの粉ミルクは、水の種類とは別に製品の調乳手順が必要です。RO水だからぬるい水で溶かせる、という意味ではありません。
まとめ
「純水を飲むと危険なのか」は飲用と工業用の違いを、洗車や鉛バッテリーへの流用は車に使う場合の確認点を参照してください。水の名前だけで、異なる用途への適合まで判断しないことが大切です。
- RO水は逆浸透膜で不純物をほぼ除いた、純水に近い水。
- 必要な水圧、ポンプ、排水の条件は機種で確認。
- ミネラルも除かれる。「体に良い」ではなく「徹底除去」の結果。
- 味や成分は製品ごとに確認。調乳には別途決められた手順が必要。
純度を表す数字と飲用の判断
TDSや電気伝導率は、水に溶けた成分について知る手掛かりです。低い数値だけで細菌や特定物質の検査に代えたり、工業用の水を飲用に使ったりはできません。飲用目的の製品と、その製品の交換・衛生管理条件を確認してください。
水道直結のRO機種を選ぶ
補充なしでRO水を使いたい場合は、水道直結型ROサーバーランキングでS3・ROスタンド・ROスタンドクールの料金と使い方を比較できます。温水の必要性、冷水容量、設置する給水・排水経路を合わせて確認しましょう。ROモデルだけのスペック比較では月額やタンク容量で並べ替えられます。
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毎日の飲み水に、水道直結のROという選択。
ボトル交換やタンクへの補充を減らし、ROろ過した水を家で使いたい人向けの3機種です。常温水も使えます。温度の好み、使用量、設置場所から選びましょう。
税込月額は通常利用の目安。水道・排水に使う水・電気・初期費・解約条件は別に確認します。RO方式でもすべての物質を完全に除けるとは限りません。機種ごとの性能表示と交換・清掃を確認してください。
ウォータースタンド
S3
卓上で冷水・温水・常温のRO水を使う候補。飲用や料理を中心に、置き場所を抑えて選びたい家庭へ。
月額 5,280 円(税込)通常レンタル。初回9,900円/1年未満の撤去・変更6,600円 水道代・電気代は別途。
確認したいこと:給水と排水の工事が必要。タンク容量と連続して使える量を確認。
ウォータースタンド
ROスタンド クール
常温水と冷水を使いたい人へ。冷水タンク7Lの床置き型で、温水機能はありません。
月額 7,700 円(税込)通常レンタル。初回9,900円/1年未満の撤去・変更6,600円 水道代・電気代は別途。
確認したいこと:本体の大きさ・給排水・月額を確認。温かい飲み物には別途加熱が必要。
ウォータースタンド
ROスタンド
常温水に加えて冷水・温水も使う大容量モデル。家族や職場で利用量が多い場合の比較候補です。
月額 8,250 円(税込)通常レンタル。初回9,900円/1年未満の撤去・変更6,600円 水道代・電気代は別途。
確認したいこと:家庭用としては高額で大型。必要な容量と設置スペースが見合うか確認。
ROスタンド2機種をスペック表で比較 →ROろ過の仕組みを読む →
仕様確認:2026年9月12日。各機種の詳細ページに出典を掲載。写真はメーカー公式の掲載素材です。申込リンクにアフィリエイトを含みます。

