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水の成分表示の読み方|硬度・ミネラル・pHと表示単位

水を比較するときは、ブランド名より先に容量・採水地・表示単位をそろえます。 同じシリーズでも採水地が異なる場合があり、100mL当たりの数値を1L当たりと誤読すると10倍違ってしまいます。

表示は五つに分けて読む

左右にスクロールして比較できます →

表示欄確かめられる内容混同しないもの
品名・名称水の分類味の順位や健康効果
原材料名水の種類、加えられた成分採水地そのもの
採水地水をくんだ場所販売会社の住所
成分表示カルシウムなどの量容器全体の量か100mL当たりか
硬度・pHそれぞれ異なる水の指標安全性の点数

容量、保存方法、賞味期限も併せて確認します。ラベルレス品は箱などの表示を保存しておくと、製造ロットや問い合わせ先を後から確認できます。

100mL当たりを1L当たりへ直す

仮にカルシウム2mg/100mLなら20mg/Lです。500mLの1本では10mgという計算になります。同様に、ナトリウムがmgで示される欄と食塩相当量がgで示される欄を、数字だけで比べないでください。

仮の表示換算後
2mg/100mL20mg/L
20mg/Lの水を500mL成分量10mg
500mL×24本総量12L

ここでの数値は計算例で、特定商品の分析値ではありません。容量・価格の計算と組み合わせれば、成分と送料込み単価を別々に比較できます。

硬度とpHは違う

硬度は主にカルシウム・マグネシウムの濃度を基に計算する指標です。国内で一般に使われる計算は、両成分をmg/Lでそろえて「カルシウム×約2.5+マグネシウム×約4.1」。軟水・硬水の区分は採用する基準で変わるため、区分名より数値も見ます。

pHは酸性・アルカリ性を示す別の指標です。アルカリ性だから硬水、軟水だからミネラルが一切ない、という関係ではありません。軟水・硬水の選び方で味や用途を考えましょう。

「天然」と「ミネラル」の分類を読む

ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルドウォーターは、原水や処理方法に着目した分類です。天然の語だけで安全性が上がるわけではなく、ボトルドウォーターだからミネラルが含まれないとも限りません。商品名の印象と原材料・品名を分けて見ます。

水道水とも同じ単位で比べられる

水道水にもミネラル成分が含まれ、地域や水源で値が異なります。住んでいる地域の水道事業者の水質情報を確認し、市販水の値と同じ単位へ直します。違いを知ることと、どちらかが無条件に優れていると決めることは別です。

銘柄例ではキリンの採水地別表示、エビアンの硬度を確認できます。水道水のガイドも参考にしてください。

資料確認:2026年9月21日。

容量が変わると製造者・成分が変わる例

あずみ野の水は550mLと2Lで製造者や原水の表示が異なります。ライフドリンクの自然の恵み天然水は、公式成分表に対象工場の注記があります。同じブランド名だけで採水地や硬度を一つに固定しないようにします。

海外の商品名と製造拠点を確認する例

百歳山の天然矿泉水と同グループの纯净水は別商品です。ブランドだけで工場を特定せず、採水地・製造者・成分の対象を確認します。また、THE DAYは天然水が480mL、炭酸水が500mLで、容器の印象が似ていても容量は同じではありません。

海外の売場で表示を読む

アメリカのSpring・Purifiedの区分マレーシアのキャップ・ラベルを国別に解説しています。容器の色だけで水質の優劣を決めず、飲用の区分と製造・処理の表示を読んでください。

アジアの売場で読む表示

中国の天然水・純水の表示ベトナムの飲み水の言葉も参考にしてください。インドネシアのAQUA・Le Mineraleは容器と利用場面を分けて紹介しています。

参考・出典