アルピナウォーターの評判|料金・スペック・向き不向き

アルピナウォーターの上置きボトル型サーバーを料金の総額・スペック・他の選択肢との比較で評価。天然水を逆浸透膜でろ過したRO水を宅配する方式で、水の単価は安いがレンタル料が有料、タンク容量が非公開、ボトルの取り付け位置が高いなど気になる点が多い。

ブランドアルピナウォーター
機種名スタンダードサーバー
給水方式ボトル
水代の考え方RO水(天然水を逆浸透膜ろ過)。18.9L 1,879円/12L 1,242円/7.6L 950円(税込。500mlあたり約25〜50円)。7.6/12/18.9Lはリターナブル、7.9Lのみワンウェイ
初期費用0円
解約金関西・東海エリアは1年未満11,000円、その他は2年未満14,300円

向いている人

  • RO水(純水)を宅配で使えて、水の単価は500mlあたり25〜50円と安い
  • 18.9Lの大容量ボトルが選べる(対応エリア限定)
  • 多くの地域で注文ノルマがない

気になる点

  • サーバーレンタル料が月629〜2,200円かかる。レンタル無料の他社が多いなかでは不利
  • 全機種でタンク容量が非公開で、家族で使ったときに水温が戻るかを事前に読めない
  • ボトルの差込口が本体上部にあり、12〜18.9Lのボトルを持ち上げてセットする

アルピナウォーターは、天然水を逆浸透膜(RO膜)でろ過したRO水を、上置きボトルで宅配するサーバーです。水の単価は安いものの、サーバーのレンタル料が有料で、タンク容量も公開されていません。ボトルを本体上部まで持ち上げて交換する方式でもあります。「RO水を宅配で安く使いたい」人以外には、積極的に選ぶ理由が薄い機種です。

先に結論

どんな機種か

アルピナウォーターは、株式会社トーエルが運営する宅配水サービスです。特徴は水の作り方で、天然水をあえて逆浸透膜でろ過し、ミネラルまで含めてほぼ除去した「RO水(純水)」をボトリングしています。水道水から作るRO水と成分はほぼ同じですが、原水に天然水を使う点をブランドの価値としています。RO水そのものについてはRO水とは何かを先に読んでおくと判断しやすいです。

サーバーは、温水循環を備えた「エコサーバー」、殺菌がエアフィルターのみの「スタンダードサーバー(床置き・卓上)」、殺菌機能のない「関東エリア専用スタンダード」、別料金の「水素水サーバー」に分かれます。ボトルは7.6L・12L・18.9Lがリターナブル(回収・再利用)、7.9Lのみワンウェイです。配送は自社便のエリアが中心で、エリア外は7.9Lボトルの宅配のみ+送料がかかります。

スペック

項目内容
給水方式上置きボトル交換(7.6L/12L/18.9L リターナブル、7.9L ワンウェイ)
タンク容量非公開(全機種)
水温冷水 約5℃/温水 約85℃(エコモード時 温水 約65℃)
殺菌機能エコサーバー:温水循環/スタンダード:吸気エアフィルターのみ/関東専用:なし
取水方式スタンダードはレバー式(片手不可)。関東専用は冷水のみ押し込み式、温水はスライドロック
メンテナンスエコサーバーは4年ごと本体無償交換、スタンダードは2年ごと本体無償交換
消費電力の目安冷却 80〜95W/加熱 260〜300W
水の種類RO水(天然水を逆浸透膜ろ過)。リターナブルボトル中心

料金・キャンペーンは変動します。契約前に必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。

料金の考え方

水道水は1Lあたり0.2円前後、ペットボトルの水は2Lあたり80〜120円が目安です。据え置き浄水器なら初期2〜4万円+カートリッジ年1万円前後、宅配水は1人で月4,000〜5,000円、4人家族なら月1万円を超えます。アルピナウォーターはレンタル料が乗るぶん、同じ量を飲むなら宅配水のなかでも割高寄りです。厚生労働省は食事以外に1日1.2L程度の水分摂取を目安として示しており(健康のため水を飲もう推進運動)、これで計算し直すと料金表の想定より高くつきます。

良いところ

RO水を宅配で、水の単価は安め

RO水を宅配で使えるサービス自体が多くなく、そのなかでは水の単価が500mlあたり25〜50円と安い部類です。純水を料理や飲用にたくさん使いたい家庭には、コスト面の利点があります。

18.9Lの大容量ボトルが選べる

対応エリア限定ですが、業界でも珍しい18.9Lボトルを注文できます。1本あたりの単価が下がり、交換頻度も減らせます。ただし重量は約20kgあり、扱いには体力が要ります。

ノルマのない地域が多い

栃木・群馬・福島を除き、注文ノルマがありません。「何か月か注文しなくても休止手数料が発生する」他社が多いなかで、使う量が少ない月があっても負担が増えないのは利点です。

気になるところ

サーバーレンタル料が有料

レンタル料が無料の宅配水が多いなかで、月629〜2,200円のレンタル料がかかります。水の単価が安くても、この固定費を含めるとトータルの割安感は薄れます。

タンク容量が非公開

全機種でタンク容量が公表されていません。タンクが小さいと、家族で続けて注いだときに冷水がぬるくなる、カップ麺を人数分作れない、といったことが起きます。事前に読めないのは、家族で使う前提だと不安材料です。

ボトルを持ち上げて交換する

ボトルの差込口が本体上部にあり、12L(約12kg)や18.9L(約20kg)を持ち上げてセットします。足元交換の本体が普及した今、この方式をあえて選ぶ理由は乏しいです。

対応エリア外は選択肢が限られる

自社便エリア外だと、選べるのは割高な7.9Lボトルのみで、さらに送料がかかります。エリア外の人にはメリットがほぼありません。

他の選択肢と比べて

そもそもサーバーが要るのかは選び方ガイドで先に考えてください。

こんな人なら検討していい

逆に、レンタル料を払いたくない・ボトルの持ち上げを避けたい・水道水で不満がないなら、この機種じゃなくていいです。RO水プランのある足元交換型か、給水型・浄水器を検討してください。

まとめ

アルピナウォーターは、天然水由来のRO水を上置きボトルで宅配するサービスです。水の単価は安いものの、レンタル料が有料で、タンク容量も非公開、ボトル交換の負担も大きめです。RO水を宅配で安く使いたいという明確な目的がなければ、レンタル無料でRO水プランのある他社のほうが扱いやすいです。

運営会社・取扱

運営・製造:株式会社トーエル

アルピナウォーター「スタンダードサーバー」

公式サイトを見る

「そもそもサーバーが要るのか」から考えたい人は 選び方ガイド、 赤ちゃん向けは 赤ちゃんの水 をどうぞ。

参考・出典