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コーヒー・緑茶・紅茶に使う水|硬度と抽出温度をどう選ぶ?

資料の確認日:2026年9月23日。水を替えた味覚試験はしていません。

コーヒーやお茶に「必ず高価な水」が必要とは言えません。 まず飲用に適した水を使い、豆・茶葉、量、温度、抽出時間をそろえてから、硬度や塩素のにおいが気になるか試すと違いを見やすくなります。器具の説明書と、使う茶葉・粉のパッケージにある手順を優先してください。

キッチンに置いた水、コーヒー、緑茶のカップ。飲料に使う水を比べるイメージ

水道水・浄水・市販水を比べる軸

左右にスクロールして比較できます →

水の選択利点注意点
水道水すぐ用意でき、費用を抑えやすい地域で硬度・においが異なる
浄水した水機種によって残留塩素のにおいを抑えられるカートリッジ交換・衛生管理が必要
市販の軟水硬度表示を見て選べる開封後の保管、1杯あたりの費用
市販の硬水ミネラルの多い風味を試せる茶・コーヒーの印象や器具のスケールが変わることも

全日本コーヒー協会は、コーヒーの味を直接楽しむ水として軟水と浄水器を通した水を挙げています。伊藤園も茶を淹れる水に軟水を挙げ、日本紅茶協会は紅茶に汲みたての軟水を勧めています。ただし、「硬度が何mg/Lなら必ずおいしい」という全飲料共通の境界はありません。 自分が使う豆・茶葉と抽出方法で選びましょう。地域の硬度の調べ方も参考にできます。

コーヒーは水だけより粉と温度を先にそろえる

スターバックスは、豆の分量・挽き具合・水・鮮度を抽出の基本として案内し、湯温の目安を90~96℃としています。全日本コーヒー協会は95℃前後を一つの目安にしています。いずれも特定の抽出手順の説明で、エスプレッソや水出しコーヒーまで一律ではありません。

水だけ替えて飲み比べる場合は、同じ豆・粉量・湯温・抽出時間をそろえます。水道水のにおいが強く感じられるなら、先に味・においの安全確認を行い、異常がなければ浄水器や軟水を検討します。浄水器のフィルター性能は、コーヒー用という宣伝だけでなく、対象物質と交換容量で見てください。

緑茶と紅茶は「同じ湯温」にしない

日本紅茶協会は紅茶の基本で沸騰直後の湯を案内しています。一方、緑茶には種類・茶葉によって温度と浸出時間が異なる淹れ方があります。茶のパッケージが指定する温度・茶葉量に従ってください。硬度だけを調整しても、温度が違えば味は大きく変わり得ます。

水出し紅茶を作る場合は、日本紅茶協会が「水出し用」と表示された商品の使用を勧めています。通常の茶葉を水へ入れっぱなしにする方法と混同せず、製品の衛生・保存方法を確認しましょう。麦茶の煮出し・水出しにも別の作り方があります。

緑茶・ほうじ茶・麦茶は原料と製法が違い、カフェインなどの表示も同じではありません。麦茶とカフェインやお茶の選び方で飲み物そのものを比較し、水の硬度の話とは分けてください。

1杯の費用も確認

1杯200mLなら、飲料用の水を毎日2杯使うと月約12Lです。市販水に替える場合はボトル1Lの価格×12で、水代の目安が出せます。コーヒーや茶葉の代金、電気・ガス代、浄水器の交換費は別です。水道水1Lの費用計算と比べて、味の好みと費用が見合うか考えましょう。

参考・出典