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水道水はどう作られる?水源から浄水場、家庭の蛇口まで

資料の確認日:2026年9月23日。図は東京都水道局の処理説明を基にした模式図で、すべての浄水場が同じ設備順で運転することを示すものではありません。

水道水は川やダムなどの水をそのまま蛇口へ送っているわけではありません。 水源の状態に合わせて処理し、基準に適合するか検査した水を配水管で届けます。家庭へ届く最後の経路は、建物の給水方式でも変わります。

取水、浄水場での処理、配水、建物の蛇口へ至る4段階を示した図

水道水の流れを簡略化した当サイト作成の図。処理方式は地域・水源により異なります。

1. 水源と取水

水源は河川、ダム・貯水池、地下水など地域で異なります。雨や季節、上流の状況によって原水の濁りや成分が変わるため、浄水場は原水を監視しながら処理します。「東京の水」「大阪の水」といった地名だけで、一つの水源や硬度に決めることはできません。住所の給水区域は水道事業者の水質検査結果で確かめます。

2. 浄水場で濁りを取り、消毒する

東京都水道局が説明する一般的な急速ろ過では、細かな粒子を凝集させて沈殿させ、上澄みを砂層でろ過します。必要に応じて活性炭、オゾン、膜ろ過などを組み合わせる地域もあります。浄水場の出口と給水栓の水質を確認し、蛇口まで消毒効果が保たれるように管理します。

左右にスクロールして比較できます →

工程主な役割誤解しやすい点
凝集・沈殿細かな濁りを集めて沈める全成分を「ゼロ」にする工程ではない
ろ過残る濁りなどを取り除く家庭用RO膜と同じ装置とは限らない
消毒配水中の微生物対策残留塩素のにおいを感じる場合がある
検査決められた項目・頻度で適合を確認一回の検査が将来の全蛇口を保証するわけではない

「ろ過しているから完全な純水」という説明は正確ではありません。浄水場の目的は、飲用に適した水道水を継続的に供給することです。浄水器のろ材やRO水と、設備・使う目的を分けて理解しましょう。

3. 配水管から建物へ

浄水場を出た水は、給水所・配水管・給水管を通ります。家庭やマンションで蛇口に届くまでに、配管だけを通る直結給水方式と、受水槽を経る貯水槽方式があります。水道局が公開する浄水場の結果と、部屋の蛇口の状態は採水地点が違います。 建物の給水設備と管理記録も必要に応じて確認してください。マンションの給水方式に整理しています。

「水道水」と似た名前の水との違い

汲み置きした水は、清潔な容器に入れても時間とともに状態が変わります。浄水器を通した水は、機種ごとのろ材・交換周期で性能が違います。湯を沸かして冷ました白湯は温度と風味が変わっても、沸騰だけで全ての溶けた物質を除くわけではありません。

蛇口の色・においがいつもと違う場合は飲み比べず、水道水の安全確認へ。普段の味を変えたい場合は水道水の味・においで選択肢を確認できます。

参考・出典