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海外旅行で水道水は飲める?国名だけで決めない確認方法

「この国の水道水は飲める?」には、国名だけでは答えられない。 同じ国でも都市、地域の給水網、宿泊先の貯水設備や直近の断水・工事で状況が変わる。出発前は公的な渡航情報、現地では水道事業者と宿泊施設の案内を確かめよう。

旅行先のデスクに置いた飲料水と空の水筒

出発前に見る三つの情報

  1. 外務省「世界の医療事情」から訪問先の国・地域を開き、飲用水・衛生・医療事情の記述と更新時期を確認する。
  2. 海外安全ホームページの医療・健康情報で、感染症や現在の注意情報を見る。外務省自身も、各地の状況は変わるため資料が常に最新とは限らないと案内している。
  3. 滞在する都市の水道事業者、自治体、ホテルの当日の案内を確認する。国の平均的な説明と、目の前の蛇口の状態を同一視しない。

SNSの「自分は飲んでも平気だった」は、その人の滞在地点と時点の体験でしかない。反対に、国全体を一律に「絶対飲めない」とする表も正確ではない。たとえば外務省の国別ページには、同じ国の都市部と地方、また建物の配管・貯水槽で条件が変わる説明がある。

安全性が分からないときの飲み物・氷

CDC Yellow Bookは、現地の水道水が安全と合理的に確認できない場合、飲むことに加えて、氷、料理や飲料づくり、歯みがきで口に入る水にも注意を促している。未開封で工場の封がある市販の飲用水や、適切に処理した水を選ぶ方法を示す。

旅先で気になる場面確認すること
ホテルの蛇口その建物・地区に飲用可の案内や断水・煮沸勧告がないか
レストランの氷何の水で作ったか確認できるか。不明なら入れない選択もある
ボトル水飲用向けの商品で、封が破れていないか。炭酸入り・なしも確認
水出しのお茶・粉ミルク材料だけでなく、調製に使う水の安全性と製品指示を確認
携帯用フィルター製品の対象病原体と処理方法を確認。単なる家庭用の味・におい用フィルターと混同しない

「海外ではどのボトル水でも水道水より安全」とは限らない。CDCの水処理の解説も、製品の由来と処理の確実性を見極める必要があるとする。煮沸・消毒・ろ過は対象と条件が異なり、現地の汚染原因が不明なまま簡易フィルター一つで安全と判断しないでほしい。

国・地域別記事から現地の確認先へ

このサイトの国別記事は、国全体の飲用可否を保証する一覧ではない。公的情報へ行く入口として使い、訪れる都市・宿泊先の最新情報まで確認しよう。

地域国・地域別の確認記事
欧州イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン
東・東南アジア韓国・台湾・中国・タイ・ベトナム・マレーシア・インドネシア
南アジアインド
北米・オセアニアアメリカ・オーストラリア・ニュージーランド

旅行中に買う水の容量・炭酸表示・費用はペットボトル水の選び方で比較できる。国内の水道水の安全性は日本の水道水の仕組みへ。用途が鼻洗浄や医療機器なら、飲用可の水とも条件が異なるため、その製品の説明書と医療者の案内を確認してほしい。

資料確認:2026年9月23日。渡航・滞在時は現地の最新の公的注意と施設の案内を優先してください。

参考・出典